【岡崎体育】1人vs 18000人!そして藤木直人さんがサプライズ出演!岡崎体育、SSA史上初の“単独”公演開催!
2019年6月9日(日)、一人の漢の夢が叶った―――
昨日行われた岡崎体育のさいたまスーパーアリーナワンマンの公式ライブレポートが到着しました!
公式レポの前に、スタッフ個人的な話になりますが―――
初めて彼を観たのは2015年のサカエスプリングのナイトパーティ、RAD HALLでのライブでした。
ライブ当日に出来たばかり(と言っていたはず)だという新曲「Who?」や、スケッチブックを使った「家族構成」といった魅力的な楽曲と時にシニカルな関西弁MCで、ほぼ全員初見だったはずのお客さんの心をわしづかみにしていた事を覚えています。
※その前に出てきたSuchmosも、やはり魅力的な楽曲とどこか憎めないイナセなMCで、やはり初見ぞろいであろう観衆を魅了していました。
筆者も「こんな面白い芸人さんいるんだ!」と1ステージで彼の虜になりました。その後にメジャーデビューする事になるとは露知らず…
昨日のライブでも、まずはさいたまスーパーアリーナを天井近くまで埋め尽くした18,000人を見て、あの日のRAD HALLを思い出さずにはいられませんでした。きっとあの大観衆だけでグッときていたファンの方は多いはず……そしてこれまた個人的に一番好きな曲「エクレア」が聴けて感無量!
「Okazki Hyper Gymnastic」もその時以来で聴く事ができ、とても懐かしい気持ちになりましたね…
いつもの少し斜に構えた(?)笑いも挟みつつ、MCでの言葉はほとんどが只々シンプルにお客さんたちへの感謝で埋め尽くされていたこの日の岡崎体育。まさにエクレアの一節「いい曲はいい人と共に」を地でいく幸せなライブでした。
以下オフィシャルライブレポ
岡崎体育が、デビュー前より7年間自身の夢と公言してきた<さいたまスーパーアリーナ>(以下SSA)でのワンマンコンサートが、遂に6月9日(日)実現の運びとなった。
会場に集まった観客は18000人。岡崎体育自ら行った場内アナウンスに、会場は既に異様な盛り上がりを見せ、今や遅しと開演を待ちわびた。会場が暗転し、この日の為に用意された「Overture」が鳴り響く。ステージ前に垂らされた白い幕に、岡崎体育のシルエットが大きく映し出され、胸にお馴染みのロゴマーク“BASIN TECHNO”の文字がレーザーで照射されるや、観客は既に大興奮。そして音に合わせ幕が切って落とされると「岡崎体育です、宜しく!夢叶えに来ました!」と叫び、1曲目「Open」がスタート。煌びやかな照明、レーザー、またこの日S席に供されたお土産のフリフライトによるド派手な演出がアリーナモードを実感させる。続く「R.S.P」の、観客とジャンケンして岡崎体育に勝った者だけが一緒に踊れるというフェスでお馴染みのライブ曲で、会場は早くも一体感に包まれた。
ここで初のMC。「僕が事前にメディアで公言していた“会場に入った段階で3つ面白いことがある”の答え合わせをしたいと思います」と切り出し、本人の解説で
①花道がとてつもなく細い
②センターステージの飾りがエノキ
とステージ上のスクリーンでネタ明かしをしていくが、最後の
③会場の運営スタッフに藤木直人さんが紛れ込んでいる
のサプライズには会場から大きなどよめきと驚きの声が鳴り響いた。
共通の知り合いである音楽プロデューサーの紹介で実現したこの演出。「ステージ最前列でフェンスをおさえていました」という藤木直人さんをステージ上で改めて紹介。藤木さんも今年デビュー20周年の節目を迎えたことを報告し、(岡崎体育と同じ)「僕もバンドじゃなくてソロです。バンドさまーみろ!」とのやり取りで観客をわかせた。
ここからは「感情のピクセル」「からだ」「FRIENDS」といった代表曲を次々とパフォーマンスしていくが、この日初披露となった新曲「Naked King」は、本人がステージ上で踊り、熱唱する姿こそあれ、完全なるサイレント・パフォーマンス。そしてスクリーン上には“心のキレイな方のみ聴き取れる周波数でパフォーマンスしております。”との注釈を添えた、前代未聞の奇曲で観る者を戸惑わせた。
「岡崎体育とバーチャル食事デート体験」が楽しめる幕間映像を挟んでコンサートは2部に突入。スクリーンには、先日公開されたばかりの“岡崎体育÷JINRO”名義の新曲「今宵よい酔い」のミュージックビデオが流れ、イントロにあわせて凡そ100kgはあるだろうと思しき巨漢が、ハーネスに吊られてフライングでスクリーン裏から登場し、観客の度肝を抜いた。そして平均台のような花道を通ってセンターステージに移動し、リフターを使用するも全く歌詞が出てこないというネタ曲「Voice of Heart」を挟んで、ポップアップからステージ上唯一のお友達としてファンに絶大な人気を誇るペンギンの「てっくん」が1部(「FRIENDS」)に続いて再登場。岡崎体育より、本日「てっくん」がソニーミュージックよりメジャーデビューしたと紹介し、デビュー曲「フェイクファー」を初披露となるミュージックビデオとともに届けた
※注:てっくん「フェイクファー」ミュージックビデオが、6/9(日)21時公開!
現在TikTokで話題の「なにをやってもあかんわ」(3rdアルバム『SAITAMA』収録)のミュージックビデオ(幕間映像)を経て本編は第3部に突入。ライブ曲でお馴染みの「Stamp」にのせて、ステージ下手より岡崎体育が原付バイクに乗って勢いよく登場。ヘルメットを着用したまま後半戦に向けて観客を煽り、「今からみんなの近くに行くからね~」との言葉を残し原付バイクでステージを後にした。すぐさまステージ下手より、アイドルのアリーナコンサートでお馴染みのトロッコに乗って登場。派手な電飾に彩られたトロッコに乗り、“トロッコ曲なのに初披露曲”であることを揶揄した「トロッコにのって」を歌唱。続けざまに、これまた初披露となる「オーディオコメンタリー」では、後日発売されるであろうこの日の映像商品を見越した本人による副音声を聞かせるというシュールなネタで盛り上げた。
そしてコンサートはいよいよ佳境に。自身が手掛けたTVアニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」テーマソングメドレーを熱唱し、最後は「The Abyss」で感動的なフィナーレを迎えた。
アンコールでは、「鴨川等間隔」と、この日の為にずっと歌わずにいたという、デビューアルバム『BASIN TECHNO』の最後を飾る「エクレア」を切々と歌い上げた。さらにダブルアンコールに応えて再びステージに登場した岡崎体育が、この日の最後に選んだ曲は「Explain」。「この場をもって最後になるこの曲で、バチバチに盛り上がって終わりたいと思います」との曲フリから、“いつかはさいたまスーパーアリーナで口パクやってやるんだ 絶対”という歌詞通り、SSAでの“口パク”を有言実行し、自身夢のワンマン公演を締めくくった。その後、来年2月11日(火・祝)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)でのワンマン公演を新たに発表、“体育館”でのアリーナ公演に意欲を示すと、改めてトロッコに乗り込み、この日会場に詰め掛けた18000人に感謝を伝え、「人生最良の日になりました」と挨拶しステージを後にした。
<セットリスト>
JINRO presents 岡崎体育ワンマンコンサート「BASIN TECHNO」@さいたまスーパーアリーナ
2019年6月9日(日)
【第1部】
- Overture
- Open
- R.S.P
MC
- 感情のピクセル
- からだ
- Naked King ※初披露
- FRIENDS
MC
- Horoscope
【第2部】幕間映像①岡崎体育とバーチャル食事デート体験
- 今宵よい酔い ※初披露
MC
- MUSIC VIDEO (short version)
- Voice of Heart
MC
- フェイクファー ※初披露
MC
- スペツナズ ※初披露
MC
- 龍
MC
- Okazaki Hyper Gymnastic
【第3部】幕間映像②「なにをやってもあかんわ」MV
- Stamp
- トロッコにのって ※初披露
- オーディオコメンタリー ※初披露
MC
- ポーズ~キミの冒険 (medley)
MC
- Voice of Heart 2
MC
- XXL
- The Abyss
<En 1>
- 鴨川等間隔
MC
- エクレア ※初披露
<En 2>
- Explain
【配信中の楽曲はコチラから♪】
<岡崎体育プロフィール>
京都在住の男性ソロプロジェクト。2016年4月に公開した「ミュージックビデオあるある」を題材にした「MUSIC VIDEO」のミュージックビデオが大きな話題を呼び、同年5月発売のメジャーデビューアルバム『BASIN TECHNO』は、オリコンウィークリーチャート初登場9位、iTunesのJ-POPチャートで最高位1位を獲得。2017年3月、「MUSIC VIDEO」は『第20回文化庁メディア芸術祭』エンターテインメント部門新人賞を受賞。同年6月にリリースした2ndアルバム『XXL』は、前作を上回るオリコンウィークリーチャート2位を記録した。2018年4月にはタイアップ楽曲や提供楽曲をコンパイルした企画アルバム『OT WORKS』を発表。CMやドラマ、映画出演などマルチな活動を行いながら、2019年1月に3rdアルバム『SAITAMA』をリリース。そして6月9日(日)に、自身がデビュー前より夢と語ってきた<さいたまスーパーアリーナ>でのワンマン公演を実施。SSA史上初となる、1人vs18000人のコンサートを大成功裡に収めた。
▼岡崎体育 Official HP http://okazakitaiiku.com
<藤木直人プロフィール>
早稲田大学理工学部卒。 在学中に東映映画「花より男子」花沢類役に抜擢され95年デビュー。
その後も、数多くの話題作へ出演。 2019年NHK連続ドラマ小説100作目となる記念作「なつぞら」ではヒロインの父役で出演して話題となっている。
また、役者活動と並行して音楽活動も本格的に開始し、99年7月7日「世界の果て~the end of the world~」でCDデビュー。その後も精力的に活動し、ツアーでのライブ本数は200本以上を数える。武道館での単独ライブ、香港、台湾、上海などのワールドツアーなども行い多くのファンが駆けつけた。今年音楽デビュー20周年を迎え、6月19日に8枚目となるフルアルバム「20th-Grown Boy-」をリリース。さらに7月7日からは全国10箇所11公演のアニバーサリーツアー「Naohito Fujiki Live Tour ver12.0〜20th-GrownBoy-みんなで叫ぼう!LOVE!!tour〜」がスタートする。
【ワンマンライブ】
■『タイトル未定』
2020年2月11日(火・祝)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)